松戸シティフィル「ファミリーコンサート」(2019.5.19)に行く

●2019年5月19日(日)、松戸シティフィルハーモニー管弦楽団(以下「松戸シティフィル」)によるファミリーコンサートに行った。場所は松戸市が誇る「森のホール21」、席数2000席を有する大ホールだ。松戸シティフィルはアマチュアのオーケストラだが、そのレベルはかなり高い。今日も素晴らしい演奏に接することができ、とても満足している。指揮者は、国内外で活躍されている米津俊広氏だ。

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●今日の演目はなかなか魅力的だ。ファミリーコンサートと銘打っているが、決して安易な選曲ではない。相当なクラシックファンでも興味を惹かれる曲が並んでいる。受付で配られたプログラムに書かれた松戸シティフィル若井団長のご挨拶文を読んで、今日のテーマが「春」であることに気付く。それでは演奏順に、その様子や感想等を記してみたい。

1. J.シュトラウスⅡ ワルツ「春の声」作品410

◇コンサートの幕開けに相応しい軽快で疾走するような曲。管弦楽版を聴くのは初めてだが、なかなか良い。演奏は歯切れよく、メリハリが利き、スウィング感がある。とても気分が高揚した。

2.ドヴォルジャーク チェロ協奏曲ロ短調作品104

◇チェロ協奏曲の中でも演奏機会の多い名曲。しかも演奏時間は40分の大曲だ。チェロ奏者の長谷部一郎氏の演奏は実に素晴らしい。第1楽章は、緩急が交互に現れ変化に富み、スラブ風の哀愁漂う旋律も心に響く。第2楽章は、ゆったりとした静かなテンポで、チェロが他の弦楽器や管楽器と共存しつつ支え合い語り合うイメージか。第3楽章は、華やか且つ重厚な楽章。チェロのソロも冴えわたり、オケの伴奏も力が入る。最後は大きく盛り上がり感動的なラストとなった。

◇ここで、チェロのアンコール曲として、バッハの無伴奏ソナタ第1番から前奏曲が披露された。ここで、この名曲が聴けるとは何と幸運なこと。

3.シューマン 交響曲第1番変ロ長調作品38「春」

◇この曲は、私が中学生のころ聴いて以来、長い間遠ざかっていたが、昨年、偶然聴く機会に恵まれ(注)、ようやくその魅力に気が付いた。今日の演奏も期待通りの好演であった。

(注)その時の記事はこちら

◇第1楽章は、華やかで楽しく且つ力強い。リズムもテンポも心躍るもの。前に進むエネルギー・加速度を強く感じる演奏だ。第2楽章は、情感溢れ流れるように、そして連続して続く第3楽章は、力強い堂々たる演奏。第4楽章は、まさにタイトルの「春」そのもの。咲き誇る花々が目に浮かぶよう。春の到来を心から喜び、自然の恵みに感謝する気持ちが楽章全体に満ち満ちている。さすが松戸シティフィル。躍動感が溢れ、最後は一気にエネルギーを爆発させるような見事な演奏であった。

4.ブラームス ハンガリー舞曲第6番(アンコール)

◇軽快でリズミカル、見事な演奏であった。

●今回も、松戸シティフィルの素晴らしい演奏を聴くことができ、とても充実した時間を過ごすことができた。お誘いいただいた友人(松戸シティフィル団員の方)に心から感謝申し上げたい。

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          会場の「森のホール21」

以上

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