映画「ドラえもん のび太の月面探査記」を観る

●2019年3月2日(土)、自宅近くのTOHOシネマズ流山おおたかの森で、映画「ドラえもん のび太の月面探査記」を観た。とても面白い。見終わった後の気分も最高だ。アニメ映画といって侮ってはいけない。発信するメッセージには強く共感するところも多く、子供だけでなく大人の鑑賞にも十二分に耐えうるものだ。ドラえもんは、テレビ放映は1973年から、長編映画公開は1980年からと、その歴史は長く文字どおり国民的な人気作品であり、多くの人々の支持を集めて現在に至る。今回の映画も、この人気の高さを改めて納得する素晴らしい作品であった。

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●公式サイトにあるストーリーは次の通り。前半は比較的穏やかでゆっくりしたテンポで進むが、次第に緊張感やワクワク感が増し、そして感動のラストの展開に向け、突き進んでいく。2時間弱とアニメ映画としては少々長めだが、全く飽きることがない。

月面探査機が捉えた白い影が大ニュースに。のび太はそれを「月のウサギだ!」と主張するが、みんなから笑われてしまう。そこでドラえもんのひみつ道具<異説クラブメンバーズバッジ>を使って月の裏側にウサギ王国を作ることに。そんなある日、不思議な少年・ルカが転校してきて、のび太たちと一緒にウサギ王国に行くことに。そこでのび太は偶然エスパルという不思議な力を持った子どもたちと出会う。すっかり仲良くなったドラえもんたちとエスパルの前に謎の宇宙船が現れる。エスパルはみんな捕えられ、ドラえもんたちを助けるためにルカも捕まってしまう。はたしてのび太たちはルカを助けることができるのか?

●今回の映画の大きな特長として、脚本を辻村深月さんが手がけていることが挙げられよう。彼女は、直木賞や本屋大賞などを受賞した大変著名な人気作家だ。辻村深月さんは、子供のころからずっとドラえもんのファンで、今回の目標も、映画を見たお客さんに「まるで藤子・F・不二雄先生が描いたみたい」と言ってもらえるような映画にすることとのこと。だからこの映画が面白くないはずがない。

●冒頭述べた「メッセージ」について補足しておきたい。今回の映画を観てまず第一に感じること。それは「家族の絆や友情の大切さ」だ。このテーマは、映画ドラえもんに一貫して示される基本的なもので、観る者の心が強く揺さぶられる。第二は今回の映画で際立ったこと。すなわち「異説の世界へ」への誘(いざな)いである。「異説」とは多くの人が信じている「定説」とは違う考えのこと。しかし我々は世界を正しく認識しているとは限らない。「異説」の中にはロマンがあり、そしてもしかしたら、まだ我々が気づいていない真実が隠されているのかも知れないのだ。この第二のメッセージの意味するところは、科学的にも哲学的にも限りなく重い。

●さて、映画を観た後の楽しみはグッズを買うことだ。今日もいろいろゲットしてしまった。なお、小さいピンクのウサギを被ったドラえもんは、全員がもらえるもの。チョロQのような構造になっていて、スルスルっと走る。

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