新国立劇場オペラトーク「フィレンツェの悲劇/ジャンニ・スキッキ」に行く

●2019年3月31日(日)、新国立劇場のオペラトーク「フィレンツェの悲劇/ジャンニ・スキッキ」に行った。会場は同劇場のホワイエ。この企画は、4月7日に初日を迎える、これら2作品のダブルビル公演をより観客に楽しんでもらおうとするもので、ファンとしてはとてもありがたい。私は4月14日の公演に行く予定だが、特にツェムリンスキーの「フィレンツェの悲劇」はまだ一度も観たことがないので、大変有意義な時間を過ごすことができた。

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●今日のメンバーは実に豪華である。前半のトークは、沼尻竜典さん(指揮)、粟國淳さん(演出)、後半の歌唱はカヴァー歌手の大沼徹さん、宮里直樹さん、三宅理恵さん、そして全体を通じた司会は井内美香さん(音楽ジャーナリスト)という布陣。井内美香さんには、彼女が主宰するセミナー「みんなでオペラ」で大変お世話になっているので、「親衛隊?」として最前列に陣取る。以下の写真には私の後頭部も写り込んでいる(笑)。

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   左から井内さん、粟國さん、沼尻さん(新国のサイトから)

●前半のトークは、井内美香さんの淀みない進行と、的を射た問いかけにより、興味深く楽しいやり取りがテンポよく展開される。この2作品の共通点や各々の演出コンセプト等だ。内容をご紹介しようと思ったが、既にCLASSICA JAPANで適切なレポートが示されていたので、是非、これを読んでいただきたい。

こちら

●後半の歌唱も素晴らしいの一言。さすが新国立劇場。カヴァー歌手の方のレベルの高さに改めて驚く。しかも最前列で聴くのだから(距離は僅か2mほど)、その迫力は半端ではない。伴奏を受け持つ沼尻竜典さんの話術にも思わず引き込まれてしまう。曲目・歌手名は以下のとおり(敬称略)。

「フィレンツェの悲劇」より

 ご冗談を、旦那
 シモーネ:大沼徹

「ジャンニ・スキッキ」より

 リヌッチョのアリア フィレンツェは花咲ける木のごとく
 リヌッチョ:宮里直樹

 ラウレッタのアリア
 私のお父さん
 ラウレッタ:三宅理恵

 二重唱
 僕のラウレッタ
 リヌッチョ:宮里直樹、ラウレッタ:三宅理恵

●大沼徹さんは、役になり切り鋭い眼光で怒りの表情を露にしながら、堂々たる歌唱を披露。宮里直樹さんは、豊かな声量、伸びのある高音で周囲を圧倒、明るい笑顔も親しみやすい。三宅理恵さんは、透き通った美しい声ときめ細かく卓越した表現力で聴衆を魅了した。清楚で可憐な容姿も魅力的だ。何を隠そう、私は三宅理恵さんの大ファン。今日は彼女の素晴らしい歌声を間近で聴けてとても嬉しい。

●終演後は、オペラ仲間のご婦人2名と近くでお茶会。気の置けない方とオペラの話題で盛り上がるのは本当に幸せな時間だ。

以上

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