第30回松戸市民コンサート(ベートーヴェン「第九」ほか)に行く

●2018年12月16日(日)、森のホール21(大ホール)で開催された第30回松戸市民コンサートに行った。とても感動的な公演だった。この企画は、松戸市音楽協会が主催、松戸市教育員会及び松戸市文化振興財団が共催するという、文字通り、松戸市を挙げた一大イベントで、1990年にスタートし今年で30回目を迎えるもの。演目は合唱を伴う荘厳・壮麗な大曲が選ばれ、プロのソリストも招いて盛大に開催される。今回は待ちに待った「第九」の年だ。2013年12月以来、5年振りとなる。

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●まずは、出演メンバーを確認しておこう(敬称略)。

◇指揮:松沼俊彦
◇ソプラノ:根本真澄  ◇アルト:向野由美子
◇テノール;小貫岩夫  ◇バリトン:氷見健一郎「
◇合唱指導:薮内俊弥
◇管弦楽:松戸シティフィルハーモニー管弦楽団
◇合唱:松戸市民コンサート合唱団

●会場の森のホール21(大ホール)は、客席数2,000を誇る立派な施設。今日はこの広い会場がほぼ満席で異様な熱気に包まれている。冒頭の松戸市長本郷谷健次氏の挨拶に続いて、演奏が始まった。それでは、以下、その様子や感想などを記してみたい。なお、メインの「第九」の前に、歌劇「イーゴリ公」から2曲演奏された。

【ボロディン 歌劇「イーゴリ公」より】

<序曲>
一大イベントである本コンサートの幕開けに相応しく、変化に富んだ疾走感溢れる曲。聴いている観客の心も自然と高揚してくる。松戸シティフィルのメリハリある演奏が実に見事であった。

<ダッタン人の踊り>
歌劇「イーゴリ公」を知らない人でもこのメロディは知っているという大変有名な曲。あるところでは抒情的だったり、またあるところでは民族的だったりと、優雅さと勇壮さが同居していて、観客が大いに楽しめる。松戸シティフィルの演奏はドラマティックでエキサイティング。目をつぶれば中央アジアの情景が目に浮かぬようであった。

【ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調「合唱付」】

やっぱり、この時期に聴く第九は格別だ。松沼俊彦氏の指揮の下、松戸シティフィルの演奏は終始堂々とした安定感ある演奏ぶりで、アマチュアとは思えないレベルの高さ。首都圏にアマオケは数多くあるが、松戸シティフィルの評価が高いのも納得がいく。合唱団も充実している。見た目はシニアの方々も多いようだが、歌声は若々しく力強い。また合唱の命とも言えるハーモニーも絶妙だ。指導者の方のご尽力と団員の方々の普段からの地道な練習の賜物であろう。4人のソロ歌手の方々は実力者ぞろい。さすがプロ歌手、良く通る声、豊かな声量等、本当に素晴らしい。ソプラノの根本真澄さんは美しく澄んだ声、アルトの向野由美子さんは正に余裕の歌いっぷり、テノールの小貫岩夫さんは繊細な高音、バリトンの氷見健一郎さんは堂々たる歌唱を披露した。私は向野由美子さんのファンで、彼女が出演するオペラなどにも足を運んでいる。今日は、ご多忙の中、本コンサートに出ていただきとても嬉しい。

●松戸シティフィルでは、私の大学時代の友人が打楽器奏者として活躍している。今日のコンサートも彼が招待してくれた。その友人と本コンサートの関係者の方々に心から感謝いたしたい。

以上

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