松戸シティフィル「ファミリーコンサート」(2018.5.20)に行く

●2018年5月20日(日)、森のホール21で開催された松戸シティフィルハーモニー管弦楽団「ファミリーコンサート」に行った。全国にアマチュアオーケストラは数多くあり、特に首都圏に集中しているが、その中で、松戸シティフィルの実力は、かなり上位に入るレベル。同フィルには、私の大学時代の友人が打楽器奏者として参加しており、演奏会(年2~3回)は、ここ数年、ほぼ毎回聴きに行っている。今日も、とても楽しく豊かな時間を過ごすことができた。

画像


●今日の演目は、以下の通り。意外にも、この選曲は「アメリカしばり」だという。プロコフィエフが一時アメリカに亡命していたからだそうだ。「なるほど」とも「少々苦しい」とも思われ、「古典交響曲」は多分に異質な感じもあるが、それを含めて、バラエティに富んだ、とても楽しいプログラムだ。

1.ガーシュイン  パリのアメリカ人
2.プロコフィエフ  交響曲第1番「古典交響曲」
3.コープランド  市民のためのファンファーレ
4.グローフェ  組曲「グランド・キャニオン」
5.アンダーソン  ワルツィング・キャット (アンコール曲)

●続いて、各曲ごとに、私の感想等を記してみたい。

1.パリのアメリカ人

久しぶりに聴いたが、やはり名曲。
楽しく、メリハリあって、スカッとした演奏であった。
金管が良く鳴り、打楽器がパンチが利いていて、弦楽器がスイングする感じだ。

2.古典交響曲

プロコフィエフと言えば「ピーターと狼」しか知らなかった中学生の頃、この曲を初めて聴いて、随分奇妙な印象を受けたことを思い出した。
アマチュアオーケストラには、演奏がとても難しそうな曲だ。
オーソドックスかと思えば、転調の妙で、せわしなく(?)、聴衆を違う方向に連れて行ってしまう、この曲の独特の感じが、今日の演奏でも良く伝わってきた。

3.市民のためのファンファーレ

この曲は、全く知らなかった。
シンプルながら、打楽器と管楽器の音質や量感を上手く使った、面白い曲。
演奏も歯切れ良い。

4.グランド・キャニオン

この曲も久しぶりに聴いた。本当に、良くできた曲だ。日の出は日の出らしく、山道を登る様子はいかにもそんな感じで、日没の壮大な風景は目に浮かび、突然の嵐もまさにそのまんま。聴覚から視覚を導き出すことができるということのお手本のような作品だと思う。そう強く感じたのも、ヴァイオリンソロも含め、演奏がとても良かったからに違いない。
サンダーシート、木魚、チャイム(NHKのど自慢で使う)など、珍しい打楽器(?)が登場し、目でも耳でも楽しい。


5.ワルツィング・キャット

初めて聴く曲だったが、題名を確認して納得した。
たしかに、子猫が「ミャーオ」と泣いているようにしか聴こえない。
とても楽しく、アンコールに相応しい曲であった。

●私は、クラシック音楽鑑賞歴は、かれこれ50年だが、もっぱらCDで聴いてきた(但し、オペラはライブ主義)。若い時は、様々な曲にチャレンジしていたが、最近はどうしても自分の好きな曲を繰り返し聴くことになりがちだ。そこで、松戸シティフィルの演奏会で、初めて聴く曲に感動したり、昔聴いてそれっきりになった曲の魅力を再発見したりするのは、とても嬉しい。今回の演奏会のご関係者の方々に、心から感謝申し上げたい。

以上

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック