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zoom RSS ロッテ日本一の納得感/違和感(補足)

<<   作成日時 : 2010/11/11 23:52   >>

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●11月10日、私は、本ブログに、「ロッテ日本一の納得感/違和感」と題する一文を載せ、クライマックス・シリーズの問題点を整理したうえで、その改善策を提示した。

●今日は、この補足として、「よくある議論」に対する反論を試みたい。その議論とは、「メジャーリーグだって、ワイルド・カードがプレーオフを勝ち抜き、リーグ代表として、ワールド・シリーズに出場し、結果的にワールド・チャンピオンになることもあるではないか。プロ野球のクライマックス・シリーズと同じである。」というものである。これは、大きな誤解である。

●メジャーリーグは、アメリカン・リーグ、ナショナル・リーグとも、東地区・中地区・西地区の3地区に分かれており、各々、4から6のチームにより構成されている。各チームは、地区をまたがって試合をし、さらに一定数のリーグを超えた対戦(所謂「インター・リーグ」)も含めて計162試合を戦い、各地区の勝率1位(メジャーリーグは引分けが無いので勝利数1位と同じ)が地区優勝チームとなる。

●この地区優勝チームは、自動的にプレーオフに進出することになるが、もう1チーム、3地区の2位チームの中で最も勝率が高いチームもプレーオフに進出する権利を得る。このチームをワイルド・カードと呼ぶ。3地区の優勝チームとワイルド・カードの合わせて4チームが、トーナメント方式(但し、1回戦は3勝先勝、2回戦は4勝先勝)で、ワールド・シリーズへの出場権を争うことになる。

●ワイルド・カード導入の背景には、3チームだとトーナメントが組めないこと、さらに、両リーグとも地区ごとのレベル差によって(ヤンキース所属のア・リーグの東地区は最強?)、ある地区の2位チームが別の地区の1位チームより勝率が上回るケースがあり、ワイルドカードはそうした場合の救済措置という面もある。とても合理的で公平ではないか。

●もうお分かりであろう。メジャーリーグでは、レギュラーシーズン終了時点で、各リーグの優勝チームは決まっておらず、正に、プレーオフによって、これを決めるのである。しかも、各地区優勝チームは、プレーオフへの出場機会を阻まれることはない。かつ、地区優勝チームと同等の権利を与えられるワイルド・カード決定ルールも、レギュラー・シーズンを通じての成績と直接的にリンクしている。一方、プロ野球のクライマックス・シリーズは、レギュラー・シーズンで一旦決まったリーグ優勝チームを、本来、リーグの覇者同士の対決であるべき日本シリーズから、排除してしまう可能性があるのだ。

●以上、プロ野球のクライマックス・シリーズは、メジャーリーグのプレーオフと比べても、著しく非合理的・不公平な仕組みであると言わざるを得ない。

以上

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